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運用支援業務のITIL v3導入について

2010年07月09日

  • 当社のこれまでの運用支援業務
 当社が提供しているサービスの一つ、運用支援業務は 「サービス内容」にご紹介している通り、以下の内容を重視して運用業務に取り組んでおります。

社内システムや業務プロセスの見える化による業務全体の効率化を核としたコスト削減

コストの削減を実施することによる本来の業務への工数集中(コアビジネスの高品質化)

周辺業務のアウトソーシングによる、貴社のコア・コンピタンス強化を促進

 上記に加え、運用支援業務にITIL v2を基準とした独自のノウハウで、更なる付加価値をご提供させていただくことを目的としております。
 そこで、これからの運用管理サービス向上を見据え、基準としているITIL v2に加えてITIL v3を取り入れた運用支援業務を確立する取り組みを実施しております。
  • ITIL v3の特徴
<v2とv3の相違点>
 ITIL v2はサービス・サポートとサービス・デリバリに重点を置いた「システム運用のベスト・プラクティス」であったことに比べ、v3はv2に加えて「ライフサイクル・アプローチ」の概念が採用されており、「ITサービス・ライフサイクルの全フェーズにおけるベスト・プラクティス」という位置付けとなっています。

<v3の考え方について>
 ITIL v3が提唱する「ライフサイクル・アプローチ」とは、下図のような5つのライフサイクルを組み合わせたイメージでの運用を想定されております。
【ITIL v3ライフサイクルイメージ】

ITIL v3ライフサイクルイメージ

各ライフサイクルについては以下の通りとなっております。

サービス戦略<サービス・ストラテジ>
 ⇒4つのPを基礎としたサービス戦略の指標であり、図のようにITIL v3全体の中心となる。
※(観点(Perspective)、ポジション(Positions)、計画(Plans)、パターン(Patterns))

ITサービスやITシステムを組織がその業務を遂行する上で必要な戦略的資産としてとらえ、サービスマネジメントの設計、開発、提供までを実現することを目的とする。

デザイン<サービス・デザイン>
 ⇒業務がITに期待するITサービスの設計/開発の指標。
従来のITIL v2におけるサービスレベル管理、キャパシティ管理、可用性管理、ITサービス継続性管理などはここに含まれる。

トラジション<サービス・トランジション>
 ⇒新規および変更されたITサービスをいかに適切に運用に移行させるかの指標。
本番環境への移行にともなう中断や移行を原因とした障害などをコントロールしつつ、ITサービスを実稼働に導くことを目的とする。従来の変更管理、リリース管理、構成管理などはここに含まれる。

オペレーション<サービス・オペレーション>
 ⇒ITサービスを日々運用管理するに当たっての指標。
サービスストラテジが描いたITサービスの戦略を具現化し、ITサービスが業務に対して継続的に価値をもたらすことを目的とする。従来のインシデント管理や問題管理はここに含まれる。

サービス改善ライフサイクル<継続的サービス改善>
 ⇒ITサービスのより良い設計、導入、および運用によって顧客に価値を提供する為の指標。
PDCAプロセスにより、改善の努力と成果をITサービスにもたらすことを目的とする。
  • ITIL v3を取り入れた今後の運用管理
 従来のITIL v2のように、プロセス重視のITサービスを実践することによるサービスの根底を見落とすことが無い様、ご依頼いただいた運用管理を企業の資産と位置づけるに相応しいものへと昇華させることが重要となります。

 例として、クライアントの観点では運用管理のライフサイクルにPCLCMの考え方を基にしてコスト削減や、管理方法を効率化することによる長期的な運用管理を実施すること。
そして、サーバの観点ではサーバ仮想化やクラウド等のシンクライアントを導入することによるコスト・リスクの削減、レガシー化する業務アプリなどの長期利用等によるシステム長期運用管理を実施することが挙げられます。
  • 当社としての取り組み
 当社ではITIL v3資格取得へのバックアップを実施しており、合わせて社内技術者のITサービスマネージメントに対する意識向上を図っております。

 また、独自の運用サービス確立を目指すべく、資格取得者から未取得者への講習も実施するなど、今後ともお客様に満足頂けるよう取り組みを実施しております。



本件に関するお問い合わせ先

 

株式会社ディーシステム

 東京本社  TEL:03-5462-7251 (平日10:00 ~ 17:00)

 大阪支社  TEL:06-6940-2180 (平日10:00 ~ 17:00)

 名古屋支社 TEL:052-201-7760 (平日10:00 ~ 17:00)

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