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VDIによるTCO軽減とセキュリティ対策

2013年09月02日

 従来の企業ITシステムではユーザ1人に対しクライアントPCを1台ずつ配備することが一般的ですが、運用が開始されるとセキュリティパッチ適用やソフトウェア更新などの個々へのセキュリティ対策や資産管理に多大な手間と運用コストが必要となります。このような課題に対してさまざまな解決策が提案されてきました。その中でも今、多くの企業がVDIを導入し始めており、事例も増えてきております。
VDIとは

 仮想デスクトップインフラストラクチャ(Virtual Desktop Infrastructure)を指します。
分散しているクライアントPCからデスクトップOS環境を分離し、サーバ上の仮想環境に集約するものであり、集約されたデスクトップOS環境はデータセンター内のリソースを使用して集中的に管理・実装が可能となるため、運用コスト削減やセキュリティ向上が期待できます。また、ネットワーク経由で各ユーザのデスクトップ環境を利用することができるため、利便性の向上も見込めます。

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  • VDI導入のメリット
 企業のグローバル化への対応や災害時の対策やその影響により、BCPや生産性向上が重要視されています。また、既存の業務運用に限界を感じている企業が増えており、新しい業務運用を兼ね備えた技術が生み出されています。
以下にVDIを導入する4点のメリットを記載します。

1.TCOの削減
 TCOとはTotal Cost of Ownershipの頭文字を取っており、運用管理や運用コストにかかる費用を指します。導入時期によって異なるクライアントPCが混在している環境でも仮想化によるハードウェア統一でデバイスドライバも共通のため、OSイメージも統一しやすく、物理クライアントPCのようにハードウェアごとにOSイメージを作成・管理する手間を省くことができます。その結果、管理コスト低減の一環に繋がります。

2.情報漏えいのリスク低減
 デスクトップOSと同様にユーザ・データもサーバ側に集中管理されるため、管理者がユーザに対しデータコピー禁止等のコントロールをすることも可能になります。

3.災害対策、BCP(事業継続計画)の促進
 巨大災害や事故などの予期せぬ出来事の発生により、通勤や移動が困難な状況下にあっても、管理者が任意のデバイスに各ユーザのデスクトップ環境を提供することで事業を継続することができます。

4.生産性向上、ワークスタイルの改革
 デスクストップOSとクライアントが独立しているため、どのクライアントからログオンしても、同じデスクトップ環境が利用できます。例えば、VDIを導入すると、ユーザプロファイルはサーバ上に一元管理されるため、クライアントPCは限定されることなく、同じ環境を利用することが可能になります。データの保存場所を用意する必要がなく、バックアップまたは復元に費やす時間も大幅に低減することが可能となります。


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  • VDI導入への課題
 デスクトップの仮想環境では、今までと運用が大きく異なるため、運用・保守の面での考慮が必要となります。
以下にVDI導入の課題を2点記載します。

1.ネットワーク環境設計等の検討
 社内だけでなく社外からも安全にセキュリティを保ち、アクセスが可能な環境である必要があります。

2.障害発生時の対処法
 クライアント環境でエラーが発生した場合、サービスを提供するサーバ側ではクライアント側なのか、サーバ側なのかという、原因の切り分けが複雑化します。
  • VDI導入までの流れ
 大手製薬会社および自社での導入実績がある当社では上記課題を考慮しVDI導入を行いますので、ユーザに多くのメリットも提供することが可能となります。その結果、セキュリティレベル向上、TCO削減、BCP対策への促進等も見込めます。

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本件に関するお問い合わせ先

 

株式会社ディーシステム

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